【手織り】ちょっと決めておく程度のこと

そう、まさにちょっと決めておく程度のこと。本来は。

「織機に向かって、右から杼を入れるときは右の踏木を踏む」

もちろん、組織織りなんか始めたら守っていられない程度のこと。

私は逆に、これを守れる程度の組織織りくらいしかやってこなかった。

今はほとんど卓上機だから足で踏むこともありませんが、
咲きおりならソウコウを向こう側に倒した時に右から入れています。

リジッド機だったらリードおさを持ち上げた時に右から入れる。

えっとね、
工芸高校で織りを初めて習った時、T先生が
「そう決めておくと良いのよ~」って言った、
それだけのこと。

あれから約30年も経つけれど、

これが崩れるとほんとうに落ち着かない。

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