ふんどしを縫ってみました。
使用前なので写真アップしても良いよね↓
以前、ワンピースを縫った布ですよ↓
まずは市販のふんどしを買ってみたら、こんなふうに↓
巾着袋のように、布の輪の中にひもが通っていて、
きゅっと縮められる形だったんです。
本当にコレが便利なのだろうか?と疑問に感じたのと、
好みのデザインが無いので、
構造はすごく単純だし作ってみようと思いました。
ミシン出すのが面倒なので手縫いです。
ひもは、ダブルガーゼのバイアステープを買ってきて
2枚縫い合わせてみました。
片方の縫い目は中表に合わせて「なみ縫い」
で良いのですが、
もう片方は「くけ縫い」です。
縫い目が表に出ないように、と思って。
以前、
「紙で袋を作っていると『路傍の石』という小説を思い出す」
ということを書きましたが
くけ縫いをすると思い出す小説ってのもありまして、
やっぱり『路傍の石』なんですねー。
主人公の母親、おれんさんが若い頃、
お針子をしてた時の話。
おれんさんは腕を見こまれて、
お師匠さんの仕事、花嫁衣装の仕立てを手伝うことになり、
白い肌着を縫っていると白い縫い糸が無くなった。
そばにいた先輩に白い糸が欲しいとお願いすると、
「ほら、白い糸!」と投げてよこしたのが真っ赤な糸。
いやがらせだと察したおれんさんは
キッチリお礼を言ってゆうゆうと赤い糸を針に通し、
白い生地を赤い糸で縫い始めます。
そして縫い上がった肌着には赤い色は全く見えませんでした。
大体こんな感じです。
それほどお針が上手であり、それほど負けず嫌いであった、
というエピソードですかね。
かっこいいですねー。
「逸話」って感じですよね。
ところで、私が好きな縫い方のひとつ、
例えばスカートのファスナー開きの部分で、
裏地を縫いつけたあとに
裏地を落ち着かせるというか
フワリと立ちあがってファスナーに挟まらないように?
こんなふうに押さえ縫いみたいにする時の縫い方。
表にポチっと小さな点のように縫い目が出るんですが、
ここが小さな返し縫いなんです。
昔、ちょっとだけ洋裁を習った時に教えてもらって、
名前を忘れてましたが
たった今思い出しました。「星止め」です。
あースッキリした。
今回、その縫い方をふんどしの端に使いました。
コレやってても「路傍の石」を思い出すわけです。
他にも、手織りをしていると時々『農場の少年』を思い出します。
『大草原の小さな家』シリーズで、ちょっと番外編というか、
主人公のローラの夫になるアルマンゾの少年時代のお話。
コレがまたすごく好きで!!!
アルマンゾの家、わりと安定した生活をしていて、
食べ物や着るものの描写が豊かで楽しい。
その中で、アルマンゾのお母さんが、
子供たちの服を作る生地を織るんです。
「服に仕立てる生地を家で織る」ということがあったんだ!
と、子供心に大きな衝撃を受けました。
でも、物語の中で子供たちは、
もっと裕福な家の子が着ている
「機械織りの服」に憧れます。
で、「やっぱりお母さんの手織りが良い」というオチなんか無いし、
そういう方向に掘り下げてもいない。
そしてクリスマスに表も裏地も機械織りの帽子をもらって喜ぶ、
というエピソードがあります。
プレゼントする側にとっても憧れだったんだろうな、
当時の素直な感覚なんだな、と思います。
私は子供の頃、丹後ちりめんの産地に住んでいたので、
町の至る所でガッチャガッチャと自動織機の音が鳴っていて、
友達の家に行くと工場の中を通ったりしていました。
話し声なんて聞こえないほどとても音が大きくて、
まさに「機械」という感じでした。
なので、『農場の少年』の
“すごく快適で暖かそうな部屋で手織りしているお母さん”
の挿絵は、とても印象的でした。
服や生地が買えないからじゃなくて、
職業でもなくて、
趣味でもなくて、
まるで
「梅雨に梅干しを漬ける」
「年末におせちを作る」
ような・・・ちょっと違うかな?
しかも農場で羊を飼っていて、毛刈りのお話も出てきます。
これを梳いて糸に紡ぐところは工場でやってもらうんだったかな?
染めはどうしてるんだったかなぁ。
また読んでみよう。
なんだか長くなりました。
ではでは、また~ (○・ω・)ノ~






