前回、織りフェルトっぽいことをしてみたのですが
帽子の形にするのが難しそうだったので
「じゃあ編んでフェルト化したらいいかも？」と思い、やってみました。
ベースの糸はこれ。
カナディアンスリーエス ハマナカ毛糸
細いロービングヤーンを撚らずに3本引き揃えてある毛糸です。
ネットショップで見た印象よりも小さかったけど
これで100ｇ、102ｍあります。
トータルではスキー毛糸のバンビよりも細いけれど
3本どりなので「広がって覆う」感じで色糸を隠してくれて
少し薄く軽く仕上がるんじゃないかと期待。
編み込みで帽子のブリム～クラウン部分を編みます。
模様部分はスキー毛糸 バンビ
色番609。
太い糸なので柄が大きくなります。
雪柄のパターンを3回で1周。
単にジグザグとかドットの方が使いやすいんだろうなぁ
・・・と思って他の柄を検討してみるのですが、
やっぱりコレになってしまいます。
雪柄が大好きだから。
編み地をフェルトパンチャーでサクサク刺してフェルト化させます。
面積が広いので結構大変です。
ローラー型の道具とか、無いかなぁ？？？
あっても家に置いとくの怖いけど。
左が加工前、右が加工後。
編み目がポコポコしているのが少し平らになる程度です。
全体をサクサクすることを考えて、
これくらいにしときます。
ブリム（つば）部分もサクサク。
トップ部分はかぎ針で丸く編んで、
さくさくサクサクさくさくサクサク・・・
ブリムとトップを合わせて
さくさくサクサクさくさくサクサク・・・
これでくっつくんです。
しかし、こういう不安定な角度でサクサクしていると
あう！
針が折れた！
しかも全折れ！！！
針は消耗品？
私の針使いが荒いから？
下に敷いているマットもどんどんへこむし、
コレも消耗品なのか。
うーん。
やっぱり平面を全部ニードルでフェルト化するのは
効率的では無いのか？？？
でもやるけど。
そんなこともありつつ、出来上がりました。
かぶるとこんな感じ。モデルは夫です。
ちなみに、コレのひとつ前に失敗作があります。
コレ↓
クラウンがまっすぐで、、、
学芸会の衣装みたいです。
シルクハットを画用紙で作りました的な。
ブリムもまっすぐ編んだだけなので
くるっと丸まるとシルエットが崩れます。
左が修正後。右が修正前。クラウンの上を少し縮めて、カーブをつけ、
ブリムも少し広げました。
コレは左が修正前。
普通の編み込みなので裏に糸が長く渡っています。
かぶる時に指がひっかかるかな？と思い、
1目ずつ裏の糸を編みくるむ「カウチン編み」に変更したのが右側。
・・・しっかりフェルト化すると指はひっかからないので、
どっちが良いのか迷い中です。
渡り糸が長いほうがキレイかも？？？
☆☆☆
【番外編】
まっすぐ編んでしまった失敗作、
ひっくり返したらバッグになるんじゃないかな？
残り糸を太い三つ編みにして
さくさくサクサクさくさくサクサク・・・
裏に市販のフェルトをカットして置き、
さらにさくさくサクサクさくさくサクサク・・・
コレでちゃんと一体化するので楽しい。
持ち手になります。
出来た持ち手を失敗作の帽子の端に
さくさくサクサクさくさくサクサク・・・
ミニバッグが出来ました。
今回の帽子もバッグも試作なので、
私が日常的に使っています。
あ、この修正版の帽子が
【イーネオヤ】スズランを作ってみる 05
の着画でかぶっていた帽子なんです。
ではでは、また～ (○・ω・)ﾉ~
今回新たに購入したアイテム▼
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価格:1,209円 |
