以前作った 「組んで作る帽子」 の素材が夏向きなので
冬向きの素材でも作りたい。
しかし冬向きの素材にニスを塗って固めるなんて
ちょっとイヤなので、
ほとんど撚りのかかっていない「ロービングヤーン」を組んで、
フェルト化させれば形が出来るんじゃないかと思い、
やってみることにしました。
色合いがめっちゃ好みな、
スキーの極太ロービングヤーン、「バンビ」です。
レインボーカラーのグラデーションとモノカラーの黒。
この糸はカセなので、カセのままチョキンと切りました。
切りそろえた糸を並べて・・・
さらに縦横になるように重ねて
フェルトパンチャーでサクサク刺して
繊維をからませていきます。
このフェルトパンチャーは5本針でちょっと高いけど
最終的に帽子サイズを刺し固めるので
スピード重視で選びました。
8本ずつの織り組織状に組みながら、
徐々にフェルト化させながら、
糸を追加して交差させて行き、大きくします。
フェルト化の途中はこんな感じ↑
裏の糸が少しずつ出てきて絡んでいきます。
きれいなレインボーカラーに黒が入って行くのが
少しもったいなく感じてしまうので
色糸のところは軽く済ませ、
黒い糸同士が重なる部分はエイヤっと
しっかりフェルト化させてみました。
そして帽子の形にするために、
ここからウェット方式でフェルト化させる予定だったのですが、
失敗しそうな予感がビシバシするので
テスト用に小さいものを準備しました。
食器用洗剤を熱めのお湯で濃く溶かして・・・
実家で使わず固まりかけていた食器用洗剤です。
こんなんで良いのか???
でも昔学校で習った時も食器用洗剤だったような記憶がある。
シャカシャカ系のビニール袋に入れて
洗剤液をかけて、袋の上からゴシゴシ。
結構、色がおりてますね。黒は仕方ないか。
一応少しフェルト化が進んでいるようです。
一体感が増しています。
帽子の型の上にフェルトを乗せます・・・
うーん。
コレって。
少しフェルト化を進めてみましたが
なんとも情けないような
何と言えば言えば言えば良いのか、、、
下手なカツラみたいだ m9(´∀`) ビシッ
おろろーんil||li _| ̄|○ il||l
カツラをバカにしてるわけじゃなくて
私も髪が抜けて使ったことあるし
でも、それでも、
やる気ガタ落ち。
そして形もユルユル定まらないまま
コレはね、
無かったことに・・・しようと・・・おもいます・・・
さて、残った大きいフェルト。
これはこれで
とてもキレイです。
ウェットフェルトは何度かやったことがあって、
毛足がなびいてくっついて滲んだようになったり、
思ったより縮んだりと
どう変化するか予測し辛いのですが
ニードルフェルトは
面に対して直角に刺して毛足を入れ込んでいくので
「この色はここ!」 って狙ってフェルト化させることが出来ますね。
縮みもウェットほど劇的じゃなくて制御しやすい。
ニードルで毛足を固定してから
ウェットで形を整える、という手順は
それほど間違いでは無かったかもしれない。
これもウェット方式で根気よく縮めれば
形はなんとかなるのかも知れませんが、
形が出来たらきっと
柄は変になっていると思います。
やっぱり組む段階である程度形を作った方が良いのかなぁ?
コレはこのまま寝かせることにします。
そのうち、また何かに加工したくなると思うので。
例えば、カットしてがま口にしたらカワイイかも???
がま口作ったことなくて、
いずれ挑戦したいと考えています。
調べると、こうやって織ってからフェルト化させるのは
「織りフェルト」って言うらしいので、記事タイトルにしてみましたよ。
ではでは、また~ (○・ω・)ノ~
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