さて、自爪の黄変対策から始まった「工作」。
自爪から直接ネイルチップを作るのは自爪を傷めるということで、
また色々と調べたり考えたりした結果、
「自分の手を複製すれば良い」という結論に。
手の形にしてしまうと、UVライトに入れにくいし、爪に塗る時に向きを細かく調節出来ないので、
指だけ複製し、ビューティーネイラーのネイルチップスタンドに付けることにしました。
※ここで紹介するのは、あくまで「私が作ってみた方法」で、
これが正解であるとか、おすすめであるという意味ではありません。
しかも、ネタばれするとコレは失敗しました!使えません!
使ったものは
●おゆまる・・・6本入りを2ケース
(お湯で柔らかくなるプラスチック粘土)
●グミーキャストハード・・・300gセット
(グミのような硬さに仕上がる樹脂)
●指が入る程度の小さい容器・・・10個
●耐熱容器(おゆまるを柔らかくするため、保温性のあるものが良い)
●麺棒、カッティングマット、ポンチ、ペンチ、ニッパーなどの工作ツール
●ハードジェル一式
工作好きを長くやってると使えるツールが揃ってます。
さて、姪っ子の小学校入学祝に買った「おゆまる」が型取りに使えるとのことで、
自分用に単色6本セットを購入。両手の指の型取りには、これを2ケース用意しました。
約80度のお湯に浸けて3分ほどで柔らかくなります。
それを指に巻きつけて(当然かなり熱い)グッと型を取ります。
ネイルチップスタンドに取り付ける穴を作るため、「フタ」を作ります。
麺棒で延ばして、丸い容器でくりぬき、2mmポンチで中央に穴をあけます。
細長く棒状に伸ばしたおゆまるを適当にカットし、
フタの穴に刺さる程度に先端を整えます。
散々失敗したあげく、このスタイルに。
おゆまるの青と緑が混ざってすっかり青緑に・・・
フタと棒を外しやすいようにツマミをつけました。
グミーキャストハードの1剤、2剤を混ぜて型に流し込み、
棒付きフタを慎重にまっすぐ乗せて放置。
6時間放置後、引き抜いてみたところ。
しかし、無理やり引き抜いたので形が崩れました。
結局、型ごとお湯に浸けて、型を柔らかくしてはずしました。
ニッパーではみ出した「バリ」や、型崩れした部分を整え、
ネイルチップスタンドに設置したところ。
おゆまる&グミーキャストハードでは爪のフリーエッジ(伸ばした部分)がきれいに出ないので、
ハードジェルで長さ出しをしています。
この、指部分のグミーキャストハードの弾力と、爪部分のハードジェルの硬さが、
まさに指・・・は言い過ぎだけど、かなり指!
自分の指そっくりの、人の指にかなり似た感触の物体。
わりと怖いです。
さて、使ってみる前に、薄くコーティングしよう!
と、UVレジンを薄く塗ってみたところ、
グミーキャストハードがレジンをはじくはじく!
ジェルネイルを塗った部分が、レジンとなじむなじむ!
せっかくここまでこぎつけたのに・・・。
ムラだらけで、しかも硬化した、ボコボコな物体になってしまいました。
コートしたレジンを削ってみても、本来の目的である
「自爪と同じ形」に戻すのは無理です。
そうこうしているうちに、
あわててアワアワしているうちに、
ネイルチップスタンドの根元がポッキリと折れました。
がっくり
ボンドで直してみましたが、もうアームをしっかり支えられなくなってしまいました。
【結論】
このタイプのネイルチップスタンドは、結構もろい。
そしてダミー指の重さでバランスが悪くなる。
グミーキャストハードの質感は魅力的だけど、
出来上がってからの使いやすさの観点から言うと微妙。
塗り重ねたネイルチップ部分をはがす時に、ダミー指がボロボロになる。
次回は、もろもろ変更して再挑戦です。
今、我が家は仮保存中の指がいっぱい。
やっぱり怖いです。
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目次
【1】ジェルネイル(ハードジェル)で自分にピッタリのネイルチップを作ってみた
【2】自分の指の型を取ってダミーを作ってみた【グミーキャスト(ハード)編】 ←今ここ
【3】自分の指の型を取ってダミーを作ってみた【UVレジン(ソフトタイプ)編】
【4】自分の指の型を取ってダミーを作ってみた【UVレジン(ソフトタイプ)編】その2
【5】自分の指の型を取ってダミーを作ってみた【UVレジン(ソフトタイプ)編】その3
【6】自分の指の型を取ってダミーを作ってみた【レジン(エポキシ樹脂)編】その1
【7】自分の指の型を取ってダミーを作ってみた【レジン(エポキシ樹脂)編】その2